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円空仏の温もりの秘密とは

「修羅の章」を書いて以来、阿修羅に取り憑かれ、なかなか身内から出て行ってくれないので苦しんでいました。

しかし、休みをとり、かなり緩やかに暮らしているので、ようやく阿修羅の呪縛から開放されつつあります(笑)。

今日は、ガラッ話題を変えて、円空について語りたいと思います。

円空仏を実際にご覧になったことはありますか。

こういう温かい木彫を遺した、お坊さんです。

円空

私は岐阜にしばらく住んでいたこともあり、仕事で、円空の彫った彫刻を実際に観賞する機会に恵まれました。

円空さんの素朴で温かい木彫は、限りない優しさで、私たちを包み込んでくれます。

円空仏の優しさの秘密は実は…

円空は、江戸時代前期の天台宗僧侶。
円空仏」とも呼ばれる、独特の作風を持った仏教彫刻で知られています。

円空が彫った優しい仏像のことはしばしば語られますが、彼の厳しい修行と生き方については、触れられることは少ないようです。

円空が僧として行った修行は、山岳修験の荒行と呼ばれるもので、

急峻な崖を上ったり、滝に打たれたり、想像を絶するような厳しい行を円空は通り抜けていたらしい。

「十マ仏作己」(じゅうまぶつつくりおわんぬ)

1690年、円空はついに10万の仏を作り終えたと伝えられています。

円空にとって仏を彫るとことは「行」の1つにほかならないのです。

円空仏から、私たちは甘い感傷に浸ることができますが、一方では、円空の山岳修験者としての厳しい生き方を忘れてはならないでしょう。

円空仏は見れば見るほど、不思議です。

1つひとつの仏は、童子のごとく微笑し、その表情はかぎりなく安らいでいるように見える。

世界に彫刻家と呼ばれる巨匠はたくさんいますが、円空ほど、優しさが滲み出る像を彫った人はいないのではないでしょうか。

フランスにデスピオという彫刻家がいます。
ロダンの弟子です。
彼の石彫も、神秘的な愛を湛えています。

しかし、円空は木、デスピオは石です。

素材の違いは大きいんですね。

木の持つ温もり、温かみを、円空は最大限に活用しているように見えます。

日本は木の国です。
だから、私たち日本人は、円空仏に心のふるさとを見出すのでしょう。

私は自分を見失いそうになると、円空のことを想い、円空仏が示す「謎の微笑」について考えます。

風花流儀

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コメント

こんばんは高山です。この円空という本は読んだことがあります。

まさに書いてあるとおりのないようです。

応援します

高山直人 | 2008.09.10 23:41 | URL


こんにちわ☆

時代話、僕大好きです♪
また遊びに来ます!
応援ポチッ(^_-)-☆

アフィリエイトで月50万以上稼ぐ☆山ちゃん | 2008.09.10 16:15 | URL












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