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反時代的?「文章の書き方」辰濃和男

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浜松に引っ越して、初めてマクドナルドに入りました。
そこでハンバーを食べながら、場にふさわしくない本を1時間ほど読んできました。

それはこの本。
文章の書き方

著者は辰濃和男さんです。

長い間、朝日新聞の天声人語を書いていた人で、
その自然描写はまるで散文詩を読んでいるようなので、
ライター修行中だった私は、切り抜いてスクラップブックにファイルしたり、
何度も朗読したものです。

さて、その文章読本の中身なんですが…

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初版が1994年、2008年には37刷が出ているというロングセラーです。
岩波新書ですから、安価なのも魅力の1つかも。

一言でいうと、古風な文章作法の本です。

古風とは古臭くて使えないという意味ではありません。
現代という忙しい時代が忘れかけている大切なものを、
何とか語り継いでゆきたいという著者の気持ちが、
ひしひしと伝わってきます。

私は「風花心伝」の中で、「文は人なり」という言葉をあげ、人間力を磨いてゆきましょうと書きました。

辰濃和男さんは「文は心である」と語っておられます。

また「いい文書を書くことと、日常の暮らしの心のありようとは深いつながりがあります」とも述べています。

では、自分自身を成長させ、真の文章力を身につけるにはどうしたら良いのか、
そういうことについても、詳しく書かれています。

ただ、全部を鵜呑みにすれば良い本では決してありません。

辰濃和男さんは、朝日新聞社の中でも最も筆力のある記者が担当すると言われる天声人語を書き続けた、スーパーエリートです。
彼の「文章の書き方」は、いわばサラブレッドの文章論であり教養論です。

ニュープアの時代、ニートやネットカフェ難民が激増する時代の若者が共感できるのか、
その点は、かなり疑問が残ります。

しかし、そういう点を差し引いても、学ぶべき点の多い本です。

彼のいう「心のゆとり」がエリートゆえの余裕なのか、
それとも本当の心の豊かさなのか、
それは読者自身が判断すべきでしょう。

この本が書かれた時よりも、時代はもっと危なくなっています。

土を耕し、種をまき、水をやり…、
そうして収穫を待つような文章道ほど、現代にふさわしくない方法論はありません。

反時代的とでも呼びたいくらい、現代の流れに逆行しているのが、
辰濃和男さんの「文章の書き方」です。

それだけに、新鮮であり、意外とも言える“気づき”が得られます。

最後にもう1つだけ、感想を。

この本は、怖ろしいほど「正しい日本語」で書かれています。
さすがは、ジャーナリストですね。

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